鈴木コモルの備忘録

個人的な備忘録。

ヒミズ映画版今更ながら見た

 

ヒミズ コレクターズ・エディション [DVD]

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今更ながら見たがなかなか凄い。

 

若い頃、原作読んでたので原作未読の人と受ける印象は違うと思う。

 

原作未読だと受け付けない人もけっこういるかも。

 

原作読んだ時はまだ若かったし、自意識過剰だったので今よりも衝撃を受けた。

 

記憶が間違ってなければ、漫画と映画はラスト違うな。

映画版はこのラストで良かったと思う。

 

今見るのと公開時の震災の記憶がまだ鮮明な時では受ける印象も違うのかもしれない。

というか監督自身がやはりあの震災を無視出来なかったので、話に震災絡ましたのかなという印象。

 

媒体違うので当たり前だが、漫画は静で映画は動な感じ。

個人的にはやはり原作の印象強いので、漫画の方が好きではある。

 

若い頃は自意識過剰だったので古谷実凄い好きだったが、年をとった今は昔程はハマれないかなと。

 

お約束だが、古谷実作品のヒロインは可愛くて自意識過剰な男を受け入れてくれる母性的な存在というとてもご都合主義的設定笑。

 

今、現実に絶望していて自殺願望や他者への暴力性を持ち合わせている人にはこの映画のラストシーンはしっくりこないというか届かないかと。

 

原作の漫画のラストシーンはなかなか厳しい現実を見せてくれた。

 

もし、絶望してる人に届くとしたらまだ可能あるのは可愛くて受け入れてくれるヒロインではなく、親や友人もしくは知人辺りの方がまだリアリティはあるのかと。

 

それでも絶望してる(というか自意識にがんじがらめになってる)人には届かないかもしれないので、その場合は自殺か暴発するしかないのかというどうにもならない結果しかないのかも。

 

この前見たシンゴジラよりはラストシーンまだ納得しやすかった。

 

途中この映画狂ってて不快なだと思ったが、あれ自体が主人公が狂ってる状態の写し絵かと。

最後までは見た方が良い。

 

また、機会があれば古谷実作品を再読し、園子温作品も色々見てみよう。